ラ コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 第32回 – La causette parfumée vol.32
『La causette parfumée ラ コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 』(通称ラコゼ)第32回が、2020年2月8日(土)に虎ノ門のオカモトヤ様にて開催されました。今回のラコゼは大人気のTBSのテレビ番組に出演し「誰も知らない万年筆インクの世界」をお伝えされた、文具ライター / 万年筆インク案内人、そして香水を愛する 武田健(たけだ けん)氏をゲスト講師にお迎えしました。
まず、ラコゼット パフュメ オーガナイザーの地引 由美からのご挨拶です。「今回は、VR等にも盛んに取り入れられているヒトの五感が相互に関連し合うクロスモーダル作用を視覚と嗅覚で取り入れてみようという着想がありました。そして、直近では香水や香りに関するガジェットが文具に寄り添っていく傾向があり、バレンタインデイを前に香り付きのインクで愛のメッセージを書いてみよう、というこの企画が生まれました。」
香水を筆で肌に絵を描くようにつけることを提案したデスヌーダ / ウンガロ(2001年)が紹介されました。
フレグランスと捺印の持つ偶然の親和性に気付き、日光印の練り朱肉で用いられる香料や材料、配合、ノウハウを応用して誕生したフレグランスブランド、 ÉDIT(h) (エディット)のYuzuki(ユズキ)は、そのボトルデザインにも注目が集まりました 。
オカモトヤ 園田店長からは、オカモトヤの歴史と、昨年リニューアルした店内についてご説明がありました。『大正ロマン』をコンセプトにデザインされた数寄屋造の空間には外の光が柔らかく差し込み、創業当時の店舗の欄間のデザインも受け継がれています。
続いて武田健様のインクと香りについてのお話しです。この日の趣向に合わせてご用意して頂いたのは『TACCIA(タッチア)/ NAKABAYASHI(ナカバヤシ株式会社)Lipcolorinkシリーズ』『TACCIA(タッチア)/ NAKABAYASHI(ナカバヤシ株式会社)すなおいろジーンズインクシリーズ』『DIAMINE(ダイアミン)Shimmer inks シマーリングインク』です。
ガラスペンの書き味も試してみます。ガラスペンはデザインも様々で全てが一点ものです。
この日初めてガラスペンを手に取る方も多く、ガラスペンコンシェルジュの方に色々と教えて頂きました。
武田健様と地引由美から皆様にご紹介する香水は、全部で15本。
インクと香りを決めたら、その場でブレンドして頂きます。
香る文字で書かれたメッセージカードの完成です。
休憩を挟んで、午後の部がスタートしました。
武田健様の記憶と深く結びついている、思い出の香水についてのお話もお聞きしました。
届けたいメッセージに最も似合う香りを選びます。ご自身の香水を持参された方もいらっしゃいました。
武田健様が作成してくださった、色と香りの見本を見ながら。
インクの色を選びます。
インクと香水の理想のマリーアジュが完成しました。
アンケートにもご協力を有り難うございました。
今回ご参加の皆様には、パリの香水ブランド、パルファン ・ロジーヌ パリ様から香水のサンプルをプレゼントして頂きました。有り難うございました。バレンタインデイには、ぜひパルファン ・ロジーヌ パリの香りを纏ってくださいね。
オカモトヤ園田店長セレクトのメッセージカードにも歓声が上がりました。好きなカードを選んで頂き、香るインクでメッセージを書いて頂きました。これらのカードも参加者へのプレゼントです。
そして、メサージュ・ド ・ローズ様から、美しいローズの形の美味しいチョコレートをご提供いただきました。お好きなフレーバーのベルローズ1輪を、選んでお持ち帰り頂きました。
ご自身の貴重なインクと、現在は入手困難な香水をお持ちくださった武田健様。有り難うございました。インク好きな方々と、香水好きな方々の素晴らしい交流の時間が実現できて、アンコール開催を希望するお声も上がりました。
そして今回、全面協力してくださいましたオカモトヤ様、有り難うございました。
武田健 HAPPY INK DAYS
http://happyinkdays.hatenablog.com/
オカモトヤ
https://www.okamotoya.com/company/spirit.html
メサージュ・ド ・ローズ
https://www.mesrose.com/
パルファン・ロジーヌ パリ
https://www.forte-tyo.co.jp/shopping/category/les-parfums-de-rosine/