La causette parfumée vol.17
『La causette parfumée ラ コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 』(通称ラコゼ)第17回が2018年9月22日(土)に六本木の水楢佳寿久にて開催されました。
まず初めの香水のパートでは、お酒をテーマにした香水が紹介されました。『エスタブリッシュド コニャック / クリグラー』、『リモンチェッロ ディ アマルフィ / ブランド名不明』、『ロッソ エピキュリオ / ジャック・ファット』、『アルタイのメロディー / エラ K パルファム』、『1978 レ バン ドゥーシュ / レバン ゲルボア』です。
今回のゲスト講師は水楢佳寿久(ミズナラカスク)のバーテンダー、丸山 美秋(まるやま みあき)様です。ウイスキーの魅力に惚れ込んだのがバーテンダーを目指すきっかけだったということで『今知りたい!世界の5大ウイスキー!』というタイトルでお話をお聞かせ頂きました。
ウイスキーについて基本的な知識を教えて頂いた後は、スコッチウイスキーの香りづけに欠かせないピート(=泥炭)のにおいを嗅がせて頂きます。「製麦」の作業時と同じように、ピートを焚いて頂きました。
ウイスキーの香りを生み出すのに欠かせないピートの香りはヴェチバーやアンバー調の香理、さらにはウッディノートやマリンノートが感じられる、魅力的な香りです。
スコッチウイスキー、アイルランドウイスキー、バーボンウイスキー、カナディアンウイスキー、ジャパニーズウイスキーの解説をお聞きした後は、ウイスキーのテイスティングの方法を教えて頂き、早速チャレンジです。グラスから立ち上る香り、口に含んだ時のアロマ、喉を通った後、再び感じられる香り。時間を置いた時の香りの変化や、加水した時に現れる様々な香りの表情…解説をお聞きしながら一度に比較することでそれぞれのウイスキーの個性や魅力、ウイスキーを生み出す大地や、関わる人々についても思いを馳せました。
参加者は各自、お料理にも定評のある水楢佳寿久の、自家製のおつまみとウイスキーのベストなコンビネーションを決定します。
お酒に関して、嗅覚と味覚でその魅力を堪能した会となりました。この様なウイスキーのセミナーは、水楢佳寿久でも初めての試みだったそうです。丁寧にご準備くださった丸山 美秋様、そしてスタッフの皆様、本当に有り難うございました。
水楢佳寿久(ミズナラカスク)
http://mizunara-cask.com/
クリグラー 公式サイト(アメリカ)
https://www.krigler.com/
ジャック ファット 公式サイト(フランス)
https://www.jacques-fath-parfums.com/en/
エラ K パルファム 公式サイト(フランス)
https://www.ellakparfums.com/
レバン ゲルボア(=NOSE SHOP公式サイト)
https://noseshop.jp/?mode=cate&cbid=2445236&csid=0