La causette parfumée スピンオフセミナー
『La causette parfumée ラ コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 』(通称ラコゼ)のスピンオフセミナーが8月25日(日)に開催されました。
まず、GRASSE INSTITUTE OF PERFUMERY 日本代表の今井 直子 様からコーヒーの香りについて解説をお聞きしました。はじめに、珈琲の香りの印象やイメージを各自で思い浮かべます。
珈琲の香りを構成する香り成分の数は約 850。そのうち、キーとなる香り成分は約 40 種類。 占めるパーセンテージは低いですが、それぞれインパクトのある香りです。
そのうち、いくつかを試香させて頂きました。
今日の為に、GRASSE INSTITUTE OF PERFUMERYで開講されている講座『Taste & Smell playing on your senses』で使用されているものと同じ香料を取り寄せて頂きました。
フレグランスにおける珈琲の香りと昨今の傾向についてもお話しくださいました。「コーヒーのコクの深い香りは、フレグランスのラストノートに使われると思いがちですが、実はトップノートでインパクトを与える為に使われるケースが多く見られます。昔はメンズフレグランスに使用されることが多かったのですが、最近はしっかりと作り込まれたフェミニンなレディスフレグランスに使われることが増えてきました。」
コーヒーの香りがテーマに使われている香水として、下記の6種を試香しました。
・ブルーメディテラネオ マンダルロ ディ シシリア / アクア ディ パルマ
・カフェ カバネル / テオ カバネル
・カルダモンコーヒー / ラッシュ
・ブラック オピウム / サンローラン
・ロシャス マン / ロシャス
・エスプレッソ / ディメーター
次のパートでは、会場のかなざわ珈琲の金澤 政幸 様から美味しいコーヒーの淹れ方を中心に、コーヒーのHow toを教えて頂きました。
まず、生豆、焙煎後の豆、挽いた後の豆の香りを比較させて頂くことから始まりました。
コーヒー豆1グラムに対するお湯の最適な量。お湯の温度。抽出時間による成分の違いと味の違いなど。プロならではのお話をたくさんお聞きしました。
香りの味のセミナー、第一回は好評のうちに終了しました。講師の先生方、ご参加の皆さま、有り難うございました。
かなざわ珈琲 世田谷店
https://r.gnavi.co.jp/r8sb5c1p0000/ (食べログ)