2.食卓の香り。
毎日の食事の時に、私たちは一口ごとに2回ずつ香りをたのしんでいることを知っていますか?まず食べ物を口に近づけた時に感じる香り。それは鼻から感じる、オルソネーザルという経路を通ります。もう一つの香りは口の中でゆっくりと味わい始めた時に感じる香り。喉の奥を通って呼気と一緒になってレトロネーザルという経路を辿ります。こちらからの香りは風邪をひいて鼻が詰まっている時などは感じることが出来ません。
この喉から鼻に抜けるレトロネーザル経路を通る香りは、実は直立歩行をする、しかも、立って歩けるようになった年齢以上の人だけがたのしむことが出来るのです。良い香りがすること、をメニューを選ぶ参考にするのもステキですね。