《 アイリス、アイリス、アイリス 》デイン・ミッチェル
ニュージーランドの現代アート作家、デイン・ミッチェルの作品展示が、六本木ヒルズ森タワー53階、森美術館と同じフロアにあるMAMプロジェクトの展示コーナーで開催されています。テーマの『アイリス』という単語(= iris)が持つ、アヤメ属の植物、眼球の虹彩、カメラの絞り部分、ギリシャ神話の虹の女神イリスなど、様々な意味を持つことから生まれたアイデアから実現された作品は、香水、香りが好きな方でしたら見逃せません。
作家名/作品名:デイン・ミッチェル《アイリス、アイリス、アイリス》
この画像は「クリエイティブ・コモンズ表示 – 非営利 – 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
蛇の目傘やオリンパスのレンズの香りをヘッドスペースで抽出していたり、壁に犬矢来のように立て掛けてあるのが松栄堂製のお香であったり、高砂香料工業株式会社の協力によるアイリスの香水が微妙な振動を発生する装置の上で小刻みに揺れていたり、香りいっぱいの展示室です。
作家名/作品名:デイン・ミッチェル《アイリス、アイリス、アイリス》
この画像は「クリエイティブ・コモンズ表示 – 非営利 – 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
会期中、11時と14時には、モダンな伏籠の中の金属のネットでデザインされた香炉に、係員の方の手で、お線香が焚かれ、雅やかな香りが漂います。
作家名/作品名:デイン・ミッチェル《アイリス、アイリス、アイリス》
この画像は「クリエイティブ・コモンズ表示 – 非営利 – 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
『デイン・ミッチェル展』は、来年の4月1日(日)まで開催されています。ぜひ斬新な視点からの香りとアートの展示をたのしみにお出かけください。